2025年12月のお知らせ

電気工学科4年の村松駿さんが照明学会東京支部大会にて「優秀研究発表者賞」を受賞!

2025年12月9日に日本大学で開催された第46回照明学会東京支部大会にて、電気工学科4年の村松駿さんが「優秀研究発表者賞」を受賞しました。受賞の対象の論文は、以下の論文です。

論文名: Peak Wavelength Detection from Overlapping Reflection Spectra of Multiple Fiber Sensors Using Machine Learning
複数のファイバセンサからの重なりのある反射スペクトルを用いた機械学習によるピーク波長検出の検討(日本語)

本研究では、光学式ひずみセンサであるファイバブラッググレーティング(FBG)において、波長分割多重法による多点限界を同一波長多重法によって解決する手法が提案されています。同一波長多重法では、複数FBGの反射スペクトルが複雑に重畳するため、従来のピーク検出技術では解析が困難でした。本研究では、この課題に対し、各FBGの反射スペクトルに固有の半値幅特性を付与し、その特徴を学習する畳み込みニューラルネットワークを用いたピーク検出法を提案しています。これにより、複数の同一波長FBGを用いたひずみ測定に応用できることを示しました。

受賞おめでとうございます。

電気工学科4年の村松駿さんが照明学会東京支部大会にて「優秀研究発表者賞」を受賞!