電気工学専攻博士前期課程2年の永喜多真佳さんが電気学会A部門大会にて「若手ポスター優秀賞」を受賞!
2025年9月3日に芝浦工業大学で開催された令和7年電気学会・基礎・材料・共通部門大会にて、電気工学専攻博士前期課程2年の永喜多真佳さんが「若手ポスター優秀賞」を受賞しました。受賞の対象の論文は、電気学会A部門大会で発表された以下の論文です。
論文名: Multi-point Vibration Measurement Using Fiber Bragg Gratings with Multi-Path Sigma-Type Fiber Ring Laser
複数光路化したシグマ型ファイバリングレーザによるファイバブラッググレーティングを⽤いた多点振動計測(日本語)
本研究では、光ファイバセンサであるファイバブラッググレーティング(FBG)の高速かつ多点計測を実現するため、シグマ型ファイバリングレーザを用いた計測方法が提案されています。本研究では、シグマ型ファイバリングレーザに複数光路を構成し、掃引周波数の切り替えによって異なる距離のFBGを選択的に検出する手法を開発しました。掃引周波数が約50kHzの駆動により約20μsの周期で高速計測を実現し、FBGによる高分解能な多点センシングへの有効性を示しました。
受賞おめでとうございます。

