大貫進一郎学長(電気工学科 教授)が電気学会「業績賞」を受賞
本学電気工学科教授であり学長を務める大貫進一郎教授が、電気学会より「業績賞」を受賞されました。
受賞対象となったのは、「マルチフィジクス計算技術の開発と応用および教育への貢献」に関する顕著な業績です。
大貫教授は、コンピュータを用いた数値解析分野において長年にわたり優れた研究成果を挙げており、計算精度を最適に制御するマルチフィジクス解析技術の開発に取り組んでこられました。特に、光直接記録方式における高密度化の研究と実証に尽力し、その成果により新たな磁気記録技術の実現可能性を示しました。
また、電気学会に設置された調査専門委員会においては、電磁界解析技術に関する調査・とりまとめを主導。実測が困難な問題に対して革新的な解析手法を開発し、設計技術への応用や実用化への道を切り開いてきました。
さらに本学電気工学科においては、電気電子工学で培った専門的な視点を活かし、教育改善にも積極的に取り組むなど、研究・教育の両面において極めて質の高い貢献を果たしてこられました。
これらの実績が高く評価され、このたびの業績賞受賞に至りました。
おめでとうございます。
【電気学会 業績賞とは】
長年にわたり電気学術または技術の発展に貢献した者,長年にわたり電気学会の発展に貢献した者へ贈られる賞です。

