2023年3月のお知らせ

窪田さんが電気学会全国大会にて「優秀論文発表賞」を受賞!

2023年3月16日に名古屋大学で行われた令和5年電気学会全国大会の表彰式にて、電気工学専攻博士前期課程の窪田洸さんが「優秀発表論文賞」を受賞しました。受賞の対象の論文は、令和4年電気学会全国大会で発表された以下の論文です。

論文名:赤外線カメラによる太陽電池モジュールのバイパス回路の開放故障検出技術-移動物体の映り込みによる外乱除去技術の検証-

本研究では、太陽電池モジュールの保護回路であるバイパス回路が、開放故障した位置を検出できる技術の確立を目的としています。提案手法では、回路に周期性のある電圧を印加し、赤外線カメラによりモジュール表面の温度計測を行い開放故障箇所を検出しますが、移動する多数の小さな雲がモジュール表面に映り込むと正確な故障検出が困難でした。そのため、周波数の異なる複数の電圧を合成して印加することにより、映り込みによる外乱の影響を大幅に除去し、故障位置の研修精度を大幅に向上させいることができました。

受賞おめでとうございます。

電気学会全国大会にて「優秀論文発表賞」を受賞