平成30年度の活動報告

■平成30年度の活動状況

〇平成31年1月月29日 未来博士賞審査会 タワースコラS604会議室

『アダプティブクルーズコントロールを搭載した車両が交通流に及ぼす影響についての基礎研究』小栗雅哉
年々、自動車の保有率は増加している。そのため渋滞が社会的に問題となっている。渋滞の発生は、排ガスの排出など環境への悪影響や燃料消費による経済的影響などを引き起こす。また、運転中は他の作業ができないため時間的損失も発生する。レベル1では車両周辺の状況をセンサで検知し、衝突を回避する運転支援機能である。ACCはここの該当する。レベル2では操舵や加減速の複数を自動で行う部分的な自動化である。レベル3では緊急時以外は全て自動化する条件付き自動化である。レベル4ではいかなる場合においても全て自動化する完全自動運転である。本研究では以上の自動運転レベルの中のレベル1の自動運転であるアダプティブクルーズコントロール搭載の車両(以下ACC車両)に焦点を当てて考える
報告会予稿

『吹上式霧状スクリーンの製作』鹿島慧樹
霧状スクリーンとは霧をスクリーンとしそこへプロジェクターなどで映像を投影する技術であり、近年エンターテイメントなどの分野で利用されている。しかし現在は平面のスクリーンがほとんどである。そこで霧状スクリーンを製作し、固体スクリーンとの違いや吹上式の霧状スクリーンの形状の変形方法について考える
報告会予稿

『クロスフロー型風車のロータ形状の違いによる特性に関する検討』中沢佑, 三島 拓馬, 村重拓実
クロスフロー型風車は垂直軸風車の1つであり,風向によらず発電できる特徴がある.そこでロータ形状の異なる2種類のクロスフロー型風車を設計・製作し,風速と回転数および風速と出力電力の関係を測定し特性の比較を行った
報告会予稿

『超音波浮揚とレーザー照射による球状シリコンの作製』橋本龍太郎
球状シリコン太陽電池は平板型太陽電池と比べ、シリコンの使用率が少なく楕円型の反射鏡を取り付けることで、日照の全方向で発電効率を改善できるため注目を集めている。本研究では、超音波浮揚とレーザを用いて球状シリコンの作製を試みた
報告会予稿

〇平成30年3月13日 駿河台校舎1号館CSTホールでの未来博士工房成果報告会において講演を行った。

〇平成30年3月13日 駿河台校舎1号館CSTホールでの未来博士工房授賞式において学生博士賞を受賞した。

〇平成31令和1年6月7日 駿河台校舎1号館131教室で校友会電気部会において、『アダプティブクルーズコントロールを搭載した車両が交通流に及ぼす影響についての基礎研究』小栗雅哉、『吹上式霧状スクリーンの製作』鹿島慧樹、『クロスフロー型風車のロータ形状の違いによる特性に関する検討』中沢佑, 三島 拓馬, 村重拓実、『超音波浮揚とレーザー照射による球状シリコン太陽電池の作製』橋本龍太郎の講演を行う。

〇平成31令和1年11月 日 船橋校舎 先端材料科学センターでホームカミングデーの未来博士工房教育研究施設公開において、
ポスター展示を行う。